クリスマスのシーズンとなりました。
クリスマスといえば、
キリストの誕生日を祝うアメリカの文化が
日本に伝わってきたと言われています。
アメリカではクリスマスに七面鳥を食べますが、
日本では鶏肉を食べるという習慣を、
ケンタッキーフライドチキンが定着させたと
言われています。
語源を辿っていくと、
クリスマスの一番のイベントと言っても
過言ではない「クリスマスプレゼント」について、
疑問に思われる方も多いかと思います。
そのような方の為に、今回は大人も子供も
貰って嬉しいクリスマスプレゼントの語源について
ご紹介させて頂きます。
クリスマスに何故
プレゼントを贈り合うようになったの?
まず初めに、そもそもクリスマスに何故
プレゼントを贈り合うようになったのでしょうか。
冒頭でご紹介した通り「クリスマス」とは、
キリストが誕生した事を祝う日の事です。
聖書の中を分かりやすくまとめると、
キリストを探していた占星術師が、
誕生したキリストに贈り物をしたことが、
クリスマスにプレゼントを贈り合う語源となった
と言われています。
キリストの誕生日なら、
なぜキリストにあげないのかと思われると思いますが、
実は続きがありまして、
困っている人を助けたり、誰かに優しくしたりすることが、
そのままキリストに対する行為となる為、
誰かにプレゼントを贈るという事で、
キリストにプレゼントを贈るという意味になるそうです。
こういう考えから
「クリスマスにプレゼントを贈る習慣」が
根付いたと考えられています。
お菓子詰合せで定番!
クリスマスブーツの由来は草津にあった!?
クリスマスシーズンとなるとデパートやスーパーなどでは
クリスマスグッズなどが並びます。
その中でもクリスマスの定番で、
一度は誰もが目にしたことのある「クリスマスブーツ」、
その由来が滋賀県にある事を知っていましたか?
1947(昭和22)年に、滋賀県草津市の「近商物産」が
「クリスマスブーツ」の販売を開始した事がきっかけで、
全国に広まったと言われています。
「株式会社 近商物産」では、お菓子の包装材などが
販売されており、
クリスマスブーツについては、先代の社長が
クリスマスツリーのブーツ型の飾りを見て思いついたそうです。
なんてことのない生活の一部に隠れていた、
ほんの小さなアイデアによって生まれ、
日本に根付いた商品だったなんて驚きですね!
なお、この商品がクリスマスの定番となっているのは
「日本だけ」だと言われていて、
外国では根付かなかったそうです。
〇まとめ
クリスマスにプレゼントを贈る理由と
クリスマスブーツの由来について、
ご紹介させていただきました。
その由来が聖書や日本国内にあったなんて、
知らなかった方も多いと思います。
日々の中の小さな発見や行動が、
後々に大きな変化へと繋がることがあります。
今年のクリスマスは、日本ならではのクリスマスブーツを
購入してみても良いかもしれません。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!