12星座の中でも圧倒的な存在感を放つしし座の星座石にはどんなものがあるのか気になるという方も多いのではないでしょうか。
特に有名なのは、ダイヤモンドとルビーになります。
猛々しいしし座のイメージにこれほどぴったりな星座石は他にあるでしょうか。
「ルビーとダイヤモンドにはそれぞれどんな意味が込められているの?」
「ルビーやダイヤモンドのようなお高い石以外にしし座の星座石はないの?」
こんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、しし座の星座石について、ルビーやダイヤモンドはもちろん、それ以外の星座石についても解説していきます。
気になる方はぜひ参考にしてみてください。
しし座の星座石とは
しし座の星座石は、「ダイヤモンド」や「ルビー」に代表されるようにエネルギーに満ち溢れたものが選ばれています。
しし座の人というと、情熱的で行動力があって頼りになり、リーダータイプが多いというイメージがあります。
しし座の星座石はまさしくこのイメージを後押ししてくれるようなパワーをもった石が多いです。
ダイヤモンド、ルビー、クリスタル、サンストーン、ペリドット、ガーネット、タイガーアイ、アンバーといったものがしし座の星座石になります。
また、しし座の守護惑星は太陽であるとされ、太陽およびその守護神であるアポロンと関係の深い石も選ばれています。
名前からも想像がつくでしょう、サンストーンがその代表例ですが、「太陽の石(雫)」の異名を持つペリドットもその一つです。
ルビーの星座石としての意味は?
ルビーの星座石としての意味は「情熱」になります。
元々ルビーは遥か昔から魔力を秘めた石として珍重されてきました。
ルビーの毒々しい赤色が人を惑わすと信じられ、激情や熱情に走らせ、妖艶さを引き出す力があると恐れられていたそうです。
中世の頃になると、ルビーは危険や攻撃から身を守ってくれるアミュレットとして活用されるようになります。
特に戦争などでは戦士のお守りになるとして、高官は必ずルビーを一つ身に着けていたと言います。
ルビーには危険から身を守るだけではなく、逆に攻撃性を増す作用もあると言われていたので、確かに戦争に赴く戦士には最強のパワーストーンだったのかもしれません。
ところで、ルビーと戦争の話は何も中世に始まった話ではありませんでした。
実は四大文明の一つメソポタミア文明の中で既にルビーは戦争(戦いや争いごと)と結び付けられていました。
ルビーは、メソポタミア文明の女神の一人であるアシュタルテの石として崇められてきたのですが、このアシュタルテは多産の神でありかつ軍神だったようなのです。
この時代の神はよく多産と戦争の両方を司っている神が多いのですが、アシュタルテもその一人だったというわけです。
人を戦いに駆り立てるのもルビーの魔性的なパワー故なのでしょうか、なんとも危険な匂いを秘めたパワーストーンであると言えます。
さて、そんな魅惑的なルビーの意味、効果を以下にまとめました。
<<ルビーの意味>>
「情熱」、「活力」、「熱望」、「性欲」、「攻撃性」、「自己主張」、「信念」、「魅力」
<<ルビーの効果>>
・悲しみから立ち直ろうとする魂を支える
・ポジティブさをもたらす
・危険から身を守る
・破邪
・勝利をもたらす
・精神力を高める
・精力的に活動できるようサポートする
・魅力を引き出す
・指導者をサポートする
しし座は、とても情熱的で社交的な人が多いですが、ルビーを持つことで、より情熱的で魅力的になることでしょう。
星座石でダイヤモンドの意味は?
星座石でダイヤモンドの意味は「強調性」です。
エンゲージリングやマリッジリングにダイヤモンドが使われるのは、ダイヤモンドの持つ永遠性ももちろんありますが、ダイヤモンドが象徴する「協調性」を夫婦が持てるようにとの願いもこもっていると言います。
しし座の人はプライドが高く、どこか協調性に欠けるところが悪目立ちしてしまいがちですが、ダイヤモンドを持つことでその欠点が補われるのです。
以下にダイヤモンドの意味、効果をまとめます。
<<ダイヤモンドの意味>>
「永遠」、「純粋」、「無垢」、「清純」、「ハーモニー」
<<ダイヤモンドの効果>>
・協調性をもたらす
・人との調和を促す
・漠然とした不安を払しょくする
・勝利をもたらす
・想像力を高める
・頭脳明晰
・変な欲や行き過ぎたプライドを捨てる勇気を与える
まとめ
しし座の星座石であるダイヤモンドとルビーについて詳しく見てきました。
ルビーは、情熱的で行動力があり、リーダーとして魅力的なしし座を全方位から強力にサポートしてくれる石であることが分かりました。
ダイヤモンドは逆にしし座の苦手とする協調性を引き出すサポート役として大いに役立ってくれるようです。
星座石には色々ありますが、基本的には星座が得意とすることをサポートし、よりその才能を伸ばす、もしくはその力がしっかり発揮できるようサポートしてくれるものがほとんどです。
その点で、しし座のように苦手部分の克服に役立ってくれる石が星座石に含まれているというのは異例だと言えるでしょう。
しし座の方で「協調性がない」という自覚症状がある方は、しし座の星座石であるダイヤモンドを身に着けて、協調性を学んでみてはいかがでしょうか。
宝石質ではないダイヤモンドであれば、価格もそこまで高くはありません。ぜひ探してみてください。