九星気学とは、古代中国から伝わる占術のことを指します。
古代中国では、エネルギー(気)は人々の性格や運勢、相性、方位等に多くの影響を及ぼしているとされて来たのです。
エネルギー(気)が、様々な事象にどの様な影響を与えるのかということが研究され、九星気学が生み出されました。
それでは、九星気学の導き方の説明をして行きたいと思います。
まず、数字(1~9)と色(白、黒、碧、緑、黄、赤、紫)をそれぞれに組み合わせ、一白、二黒、三碧、四緑、五黄、六白、七赤、八白、九紫として行きます。
次に、それらに五行(木(もく)、火(か)、土(ど)、金(ごん)、水(すい))を組み合わせると、一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星になります。
六白金星は、1931年、1940年、1949年、1958年、1967年、1976年、1985年、1994年、2003年、2012年2021年生まれの人達が該当します。
五黄土星は、1932年、1941年、1950年、1959年、1968年、1977年、1986年、1995年、2004年、2013年、2022生まれの人達が該当します。
しかし、2月3日の立春の前後に生まれた場合は注意が必要になりますので、必ず前年の星を見る様にしましょう。
今回は、六白金星と五黄土星の相性、六白金星と五黄土星の結婚、六白金星と五黄土星の夫婦の相性について見て行きます。
六白金星と五黄土星の相性は
九星気学の相性は、基本的には五行の相性で判断をして行きます。
相性がとても良い星同士を相生(そうしょう)と言い、お互いを生かす関係性となります。
同じ星同士を比和(ひわ)と言い、相性はまあまあ良しとなります。
価値観等が合わない、相性が悪い星同士を相剋(そうこく)と言い、お互いを剋す(負かす)、もしくは、どちらかが一方的に負かす関係性となります。
六白金星は、五行で表すと金の性質になります。
五黄土星は、五行で表すと土の性質になります。
金は良質の土から生み出される為、六白金星と五黄土星のの相性は、とても良いでしょう。
六白金星の基本的な性格は、正義感と責任感が強いでしょう。
その為、弱者を放っておくことが出来ないはずです。
一見するとクールで、あまり意思の強さ等を表には出さないかもしれませんが、内側には情熱や芯の強さを秘めています。
また、六白金星はリーダー気質を備えています。
独自の考え方、やり方等を持っている為、他者から指摘を受けたりすることは好まないかもしれません。
何事に対して白黒をはっきり付けようとすることは潔さがあって良いのですが、行き過ぎてしまわない様に、主張を控え目にしたり、柔軟に対応をすることも時には必要でしょう。
五黄土星の基本的な性格は、やや慎重な面はありますが、意志や責任感が強いでしょう。
一度決めたことを、最後まで成し遂げようとするはずです。
また、情に厚く面倒見が良いので、指導者にも向いています。
しかし、頑固でプライドが高い部分もあるので、自分の意見を曲げないこともあるかもしれません。
何事に対しても柔軟性を持って対応をしたり、視野を広く捉える様に心掛けると良いでしょう。
六白金星と五黄土星は価値観が合う為、一緒にいると居心地が良いはずです。
しかし、主張が強い星同士ですので、衝突は避け、お互いを尊重し合う様に心掛けましょう。
六白金星と五黄土星の結婚は
六白金星は、何事にも情熱を注ぎますが、恋愛となると、やや奥手になってしまうかもしれません。
しかし、恋愛をしたく無い訳ではなく、真面目に向き合おうとする結果、慎重になってしまう傾向があるでしょう。
六白金星の女性の好みの男性のタイプは、自分自身と同じ様な、真面目で誠実な男性でしょう。
五黄土星の男性の好きな女性のタイプは、努力家もしくは知的で控え目な女性でしょう。
六白金星の女性は、仕事や勉強、趣味等を頑張ったり、夢や目標に向かって一生懸命に取り組んでいる姿を五黄土星の男性にアピールをすると良いでしょう。
六白金星と五黄土星の夫婦の相性は
六白金星の女性は誠実で真面目なので、善き母親、妻となるでしょう。
五黄土星の男性も真面目で責任感が強いので、結婚後は善き父親、夫となります。
浮気の可能性は少ないですが、全く無いとは言えないかもしれません。
五黄土星の男性は外で頑張っている為、ストレスを抱えているはずです。
その様な五黄土星の男性を常に労わり、居心地の良い家庭であることを心掛けましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
六白金星と五黄土星の相性は大変良いですが、相性が良いからといって、お互いを思いやらず、感謝の気持ちに欠けていると、二人の関係性に歪みが生じてしまう可能性もあります。
コミュニケーションや、お互いに労り合うことを大切にし、常に話し合いの機会を設け、理想の関係性を築いて行って下さい。
最も大切なことは、相性の云々といったことではなく、何があっても二人で力を合わせて乗り越えて行こうと努力をし続けることです。