2022年、四緑木星は、本来の位置である南東位に回座します。
九星気学は、毎年9個の星が位置を変えながら、9年を1つのサイクルとして動いて行きます。
今年は、9年に一度の、全ての星が本来の自分自身の位置に戻って来る年となります。
その為、良い面も悪い面も、本質が強く出る年となります。
また、自分自身を見つめ直す機会に恵まれたり、本来持ち合わせる力を発揮しやすくなるので、上手く活用して、実りの多い年にしましょう。
四緑木星が回座する南東位は、時刻で表すと、辰巳の刻、午前7時-11時の早朝から午前中を差します。
四季にとると、2022年では、
4月5日が「晴明(せいめい)」、20日が「穀雨(こくう)」、5月5日が「立夏」、21日が「小満(しょうまん)」にそれぞれあたります。
晴明は、全てのものが清らかで生き生きとしているという意味で、この頃に桜が咲き乱れます。
穀雨で雨が農作物を潤し、立夏まで春が続きます。
小満で麦の穂が実り、梅の実もなり始めます。
この時期は、新芽が芽生え、新緑が美しい季節になります。
草木が成長する様に、春にスタートをし始めた物事を、どんどん進めて行くのに適しています。
また、新年度にもあたるので、気持ちの切り替えは必要ですが、希望を抱き、清々しい気持ちで過ごしましょう。
四緑木星の恋愛の特徴は
四緑木星の人は、調和を重んじ、穏やかで柔和な性格で、協調性があります。
誰とでも仲良くやって行け、どんな環境にも順応することが得意です。
心優しく、相手の気持ちに寄り添うことも出来ます。
四緑木星の人は、九星の中で、最も穏やかな星とされています。
争い事は好まず、相手を言い負かそうとするのではなく、物腰柔らかく、相手の立場を考えて主張をするので、揉めることはあまり無いでしょう。
人に尽くすのが好きなので、自分のことを二の次、犠牲にしてまでも、大切な人の為に努力を惜しみません。
その反面、人の意見に左右されやすく、優柔不断な為、主体性に欠け、決断を下すのが苦手かもしれません。
お人好しなところもあるので、人から騙されない様に、注意が必要です。
また、多趣味で物事を器用にこなしますが、あまり多くのことに手を付けると、器用貧乏になる可能性もあります。
少々飽きっぽいところがあるので、守備範囲を絞った方が良いかもしれません。
普段は穏やかな四緑木星ですが、恋愛となると、情熱的になります。
好きになった相手へ、一途に一直線で突き進みます。
優しくて気配り上手なので、異性から好意を持たれる機会も多いでしょう。
しかし、情に厚く、お人好しなところがあるので、異性トラブルが他の星より多いかもしれません。
人当たりの良さから愛想を振り撒いていると思われて、八方美人だと捉えられない様に注意も必要です。
愛情深く、尽くすのが好きなので、情に流されたりして、後になって後悔しない様に気を付けましょう。
四緑木星の人は、尽くすのが好きですが、好意を持たれた場合は、相手から尽くされるのはあまり好きではありません。
四緑木星の人にアプローチをする場合は、細かいことを気にせず、優しく穏やかで寛容的な態度で接するのが良いでしょう。
四緑木星の恋愛運 2022年は
2022年、四緑木星は、巽宮に回座するので、整備運にあたり、9年サイクルの中で、最も運気が良い年になります。
物事が成就、解決、繁盛して行きそうです。
新規事を開始させるのにも良い年になります。
全てが上手く運ぶでしょう。
恋愛においても、良縁を引き寄せられる可能性が高まります。
好きな人やパートナーがいる人は、相手との距離が縮まりますが、関係性は、ゆっくりと時間を掛けて築いて行きましょう。
焦りは禁物です。
2022年の四緑木星の吉方位は、北、東、南とされています。
方位に関しては、日帰りであれば、日盤のみ、2、3日の旅行であれば、月盤と日盤を確認しましょう。
五大方殺が、北、東、南に当たっている時は、運気が弱くなるので注意をしましょう。
五大方殺とは、
- 本命殺: 本命星が回座している方位のこと。
- 本命的殺: 本命星が回座している方位の反対側の方位のこと。
- 五黄殺: 五黄土星が回座している方位のこと。
- 暗剣殺: 五黄土星が回座している方位の反対側の方位のこと。
- 歳破、月破、日破: 年盤を見る場合は歳破、月盤は月破、日盤は日破という。
その年(月、日)の十二支のある方位の反対側の方位のこと。
五大方殺が北、東、南に当たらない月日を見付けて北、東、南の方位へ出向いて、運気を上げて、恋愛のパワーを最大限に高めましょう。
四緑木星の結婚運は
2022年、四緑木星の人は、結婚運がとても良いので、パートナーがいる人は、結婚に向けて具体的に進んで行くかもしれません。
自然の流れに沿っていれば良いのですが、急いで結婚へと踏み切るのは、あまりお勧めすることは出来ません。
四緑木星の人は、優しくて情に流されやすいので、後になって後悔することが無い様にして下さい。
急がずに、コミュニケーションを大切にして絆を深め、心情的なものと物質的なものの両方の基盤をしっかりと築いてから、結婚へと進んで行きましょう。
また、四緑木星は、家庭を大事にする人が多いです。
誕生日等の行事を含めて、家族と過ごす時間を多く取るのが良いでしょう。
家族との仲が更に深まり、とても充実した日々が過ごせるはずです。
まとめ
四緑木星は、2023年に整備運となり、9年サイクルの中で最も良い年になります。
恋愛運や結婚運にも恵まれますが、行動をしなければ良縁を引き寄せられませんし、パートナーをないがしろにしたり、コミュニケーションを怠ったりすると、破局に至ってしまう可能性もあります。
優しくて相手の気持ちに寄り添うことが出来る四緑木星の人ならば、それ程心配は無いでしょう。
騙されたり、後になってこんなはずではなかったと後悔しないように、じっくりとゆっくり少しずつ進めて行くことだけに注意が必要です。
最大級の運気の流れに乗って、是非とも幸運を掴み取って下さいね。