まさかのうがい拒否!
小さい子供に基本的な生活習慣を身につけさせるにあたって、
難関なのは歯磨きですよね。
だんだん大人と一緒のことをしたがって、
歯磨き粉をつけないと怒るお子さんがいるとのお話を伺ったことがあります。
しかも「うがいはしたくない!」とだだをこねるとのこと!
そんなお子さんに、うがいなしでも大丈夫な歯磨き粉はあるのでしょうか。
子供用歯磨き粉の成分ってどんなものなの?
子供用歯磨き粉の多くは使用年齢の目安が定義されておらず、
表示されていない商品がほとんどです。
ですから、パッケージや表記してある味をもとに
選んでしまうケースが多いのではないでしょうか。
しかし一方で“ハミガキ剤は食べ物ではありませんから、
飲み込まないように注意してあげてください”と
注意書きが掲載されている商品もあります。
歯磨き粉に含まれる様々な成分の中には、
飲み込むのに適していないものもあるのです。
子供用歯磨き粉は大人用歯磨き粉と基本的な成分は同じです。
その中でもフッ素が入っているものは、
医薬部外品の薬用歯磨き粉として販売されています。
飲み込んでも問題ないと言われるフッ素濃度は、
500ppm以下といわれています。
また、1500ppm以上は6歳以上という規定がある以外、
表示や含有量はメーカーごとにまちまちです。
飲み込んでも大丈夫な歯磨き粉とは
いくら本人がだだをこねたとしても、泡だらけの口のままではいられません。
また、口の中がスースーしたり苦い味のままではいられないでしょう。
泡が立ちにくい低発泡タイプの歯磨きジェルや、
泡立たない歯磨き粉が、
うがいが必要のない歯磨き粉としてピッタリではないでしょうか。
フッ素濃度500ppm以下の歯磨きジェルは以下の3商品が代表的な商品で、
それぞれ子供が好きなフレーバーを取り揃えています。
◎クリニカキッズジェル(グレープ香味・いちご香味)
◎テテオの歯磨きジェル(グレープ味・オレンジ味・ストロベリー味・さわやかプチミント味)
◎ピジョン歯磨きジェル(いちご味・ぶどう味・キシリトールの自然な甘さ)
ベスト歯磨き粉探しは割と長く続きます
苦味や辛味をハミガキのデビュー段階で感じると、
歯磨き自体が嫌になる可能性があります。
ものによって子供が感じる刺激が異なり、
パッケージのキャラクターに惹かれて買った商品も、
買いなおしになることが多くあると聞いたことがあります。
いずれの場合も、フッ素が500ppm以上配合される歯磨き粉は、
うがいができるようになってから購入しましょう。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!