こんにちは、
二児の子育て真っただ中のチキンです。
毎日子どものお世話、
お疲れ様です。
毎日毎日、
おむつ替えをしているときに眺めている
赤ちゃんの可愛らしいお股・・・
そんなお股に
ある日
突然、湿疹が・・・!?
となると、びっくりですね。
痒そうだし、
痛そうだし・・・
どうしてあげたらよいのでしょうか。
まずはその湿疹、
ただれの原因が何であるかを考えましょう。
赤ちゃんの股ただれの原因は、
大概はおむつかぶれ、
もしくは、
皮膚炎でしょう。
そのどちらであるかによって、
解決策が変わってきます。
それぞれを見ていきましょう。
◎赤ちゃんの股に湿疹が!お尻のトラブルに解決策はあるの?
まず、赤ちゃんの股に湿疹があり、
それがおむつかぶれだった場合。
おむつかぶれは、
尿や便の刺激、
おむつと皮膚のこすれなどが原因となり、
陰部やおしりを主に、
おむつをあてている部分が赤くなります。
赤い小さなぶつぶつがみられることや、
ひどい時には
ただれて皮膚がむけた部分ができることもあります。
肛門の周りに、
輪を描いたような赤い部分がみられる
こともあります。
尿や便で汚れたおむつを交換しないと、
おむつかぶれが起こりやすい環境になります。
まず、おむつのなかは非常に蒸れます。
その蒸れたおむつのなかで、
赤ちゃんのとても弱い肌はふやけて、
さらにバリア機能が弱くなっています。
そこに便や尿があると、
アンモニアが発生し
おむつの中はアルカリ環境になります。
すると
便中のたんぱく質分解酵素や
脂肪分解酵素の作用は活性化されて、
皮膚へ刺激を起こし、
おむつかぶれを生じさせる、
という仕組みになっているのです。
さらに、
おむつの素材が
皮膚の表面を傷つけたりしても、
おむつかぶれは起こりやすくなります。
このような場合、
炎症が軽いときは、患部を清潔にして
亜鉛華軟膏などの
保護剤を主体とした塗り薬を
おむつ交換のたびに塗布します。
炎症がひどいときには、
ステロイド外用剤で炎症をおさえます。
また、皮膚がただれているときは、
アズノール軟膏などの
傷を治す薬も使用します。
こちらの薬は、
小児科で処方されることも多いので、
心配な時は
小児科に行った際診てもらうとよいと思います。
家庭では、
・こまめにおむつをとりかえること
・ぬるま湯でおしりをきれいに洗うこと
・おしりを洗えないときは、
ぬるま湯で濡らしたタオルなどでこすらずに拭くこと
・おしりふきはついている薬品などで
かぶれることもあるので気を付ける
ということに気を付けてみてください。
一方、
おむつかぶれの治療薬で
なかなか赤みが引かない場合は・・・
カンジダ菌が感染しているときもあります。
カンジダ菌に感染している場合、
赤い部分のまわりに
細かい斑点状の赤みがでてきた、
うすく皮膚がめくれてきた
などの症状がでてくることがあります。
その場合、
ステロイドではなく、
抗真菌剤に変更しなくてはならないので、
赤みが引かない、
そのほかの症状も出始めた、
と感じたら
すぐに小児科や皮膚科へ行きましょう。
◎赤ちゃんの股が赤い時のかぶれと皮膚炎の判別はどうする?
おむつかぶれと
カンジダなどの皮膚炎との区別は、
皮膚の
シワで隠れる部分(股の付け根のシワの中など)
には赤い発疹が見られないか、
軽く済んでいるようであれば、
おむつかぶれの可能性が高いです。
シワで隠れる部分にも
赤い発疹が見られるようであれば、
皮膚炎である可能性も疑います。
子どものおむつ交換、
毎日毎回一生懸命していても、
1回1回すべて気づく!
というのも、
現実問題難しいですよね。
なるべく清潔な状態を保っていても、
かぶれてしまった場合、
まずは病院で診てもらう、
というのが一番の解決策です。
◎まとめ
赤ちゃんの肌は
とても敏感で、
おむつかぶれや皮膚炎ができてしまうと、
赤ちゃんのご機嫌もななめのことが多いです。
そのままの状態でいても、
親子お互いにとってよくないので、
まずは受診をして
早く治してあげたいですね。
我が家も
風邪で病院に行った際に、
おむつかぶれも見てもらったり、
予防接種をしに行ったときに
塗り薬をもらったり・・・
となるべくよく診てもらっていました。
不安な気持ちを持ち続けるよりも、
思い切って診てもらって、
治せるものは
早めに治してしまいましょう!
読んでいただき、ありがとうございました。