子供が食事中に泣いて怒るように!なぜ?
1歳くらいの子供が、食事中になぜか怒りだしたり
泣きだして困ったことはありませんか?
今まで普通に食べてたのに、
ある日突然2~3口食べたら「ヤダ」と首を振って大泣きし、
一切食べずに仰け反って暴れたり。
せっかく作った食べ物もグチャグチャしたり、
投げたり、つい大きな声を出して叱ることに…
という話を聞いたことがあります。
この現象は、子供の情緒の発達と
時期がリンクしているようです。
生後半年くらいから離乳食が始まり、
1歳から2歳くらいの自我が発達するちょうどその時によく発生します。
原因の一つは「そんなに食べたくない!」という意思表示です。
これまでは口に運ばれるがままに飲み込んでいたのですが、
実は言えなかった、
「今は食事する気分じゃなかった!だってお腹空いてないし!」
という気持ちを表現すべく、大いに泣いて怒るケースが多いようです。
対策や改善策はあるの?
経験談のほとんどは、1か月くらいで元の通り
機嫌よく食事してくれるようになったという結論が多く、
一過性のもののようです。
しかし気になってしまうのが親心というもの。
その間にできることはあるのでしょうか。
2週間くらい続くと、食事と栄養の量が減ってきたことに
不安を覚えるお母さんが多くなると思います。
しかし、お腹が空いたら空いた分だけ
食べるようになる過渡期だと思って、柔軟に対応してください。
目の前にずらっと食事が並べられることで
「そんなに食べられないよ!」と
言いたくて怒っているのかもしれません。
この時期は小皿に少し乗せた食べやすいメニューや、
小さなおにぎりをいくつか用意しましょう。
少しずつお腹を空かせた際に、
おやつの代わりに小さなおにぎりやバナナを差し出して、
栄養を補給しましょう。
ランチョンマットや小皿を子供の好きなキャラクターのものにして、
「ご飯食べようって言ってくれているね、応援してくれているね!」
などとポジティブな声をかけるのも有効です。
食卓に座る時間に機嫌よくしていられたら、
たくさん子供を褒めましょう。
一過性のものではなかったら
なぜか食べない時期が1ヶ月を超え、
明らかに痩せてしまった場合は、
かかりつけの医師に相談しましょう。
食欲が出ないような内疾患が隠れていたり、
食事を口に含むと何か痛みを感じるから食べられないなど、
治療すべき原因があるのかもしれません。
子供の様子をよく観察し、
かかりつけの小児科医や歯科医と相談しましょう。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!