スポンサーリンク

当記事では、山梨県北杜市のレジャースポット「萌木の村」内にあるクラシックホテル『ホテル ハット・ウォールデン』をご紹介します。

 

お洒落なホテル内の様子やお食事、「萌木の村」内で利用できる宿泊特典などの情報をお届けしておりますので、ぜひご参考にどうぞ^^

ちなみに「萌木の村」及び『ホテル ハット・ウォールデン』の最寄は清里駅。公式では駅より「徒歩10分」とありますが、実際はもう少し近い印象です。

 

というわけで、車がなくても安心の好アクセス!(広い駐車場もありますので、もちろん車も◎)。

 

それではご覧ください♪

 

ホテル ハット・ウォールデンの宿泊記♪

まずは『ホテル ハット・ウォールデン』全体の様子をお届けしていきます。

 

《内装とコンセプト》

ホテル入り口は2階。玄関のステンドグラスには、「森の生活」を営む人々が描かれています。

 

『ホテル ハット・ウォールデン』の名は、ヘンリー・デイヴィット・ソローの著作「ウォールデン 森の生活」に由来するそうです。

 

豊かな心や想像力は、素朴な生活の中で育まれる・・・という言葉からひらめきを受けてオープン。実は清里で最初に開業されたホテル(1978〜)なのだとか!

 

『ホテル ハット・ウォールデン』に込められた想いや歴史を感じつつ中に入ると、

 

天井にもステンドグラスを発見。ホロスコープが描かれています。

 

フロントにあるアンティークオルゴールに目を奪われながらチェックイン!スタッフの方からホテルのこと、村のことを丁寧に教えていただきました。

 

フロント向かいには、BAR「Perch(パーチ)」(意:止まり木)が。一流のバーテンダーが“大人の夜をおもてなし”してくれるそうです^^

私はディナーのワインで結構酔っ払ってしまったので入らなかったのですが、ノンアルコールも美味しいとのことだったので、行けばよかったなぁ〜とちょっぴり後悔しております。

フロント横の階段を降りた先が客室です。

吹き抜けの天井と紅の絨毯がなんとも壮観・・・!

すっかりリッチな気分に^^

 

《お部屋》

 

各部屋には鳥の名前がついているようで、私が利用したのは「ホオジロ」。

奥行きのあるスタンダードツインルームには、ベランダがついています。

ベッドの周りには八ヶ岳の絵だったり、書籍だったりが並んでおり、お部屋の中でも八ヶ岳をたっぷり堪能することができます。

テレビ、冷蔵庫、空調も完備。

ティーセットも揃っているので、景色を眺めながらティータイムと洒落込むのも良いかもしれません。

オリジナルの紅茶にコーヒー、クッキー。素朴で懐かしいクッキーは、お茶のお供にぴったりです。

ベランダに出てみましょう。

疲れた体を癒してくれる木漏れ日・・・。

 

緑いっぱいで目に優しい景色です。

お?あんなところに歩道が・・・。あとで行ってみようかな。

部屋に戻って。正面が入り口、左手がクローゼット、右手がバス・トイレです。

クローゼットの取手には、ホオジロちゃんが向かい合って止まっていました(右の子は尻尾が切れちゃっていますが)

ちょっとしたところに遊び心があって素敵ですね^^

 

バスタオルや寝巻きはこの中にあります。

 

ホテル ハット・ウォールデンの食事も楽しみました♪

 

今回、『ホテル ハット・ウォールデン』では2食付きプランを利用しました。朝夕でテイストが全然違って面白かったので、こちらもぜひご覧ください。

 

《夕食〜フルコース〜》

まずはワインから。

「ドメーヌ・デ・テンゲイジ 甲州アガット」は優しく爽やかで飲みやすく、さすがは葡萄の産地山梨!と貫禄すら感じました。

 

*湧水鱒のマリネ ミントのレムラードソース*

さぞ澄んだ水の中で育ったのでしょう・・・。口の中に入れると同時に、潤いを感じる鱒でした。

 

*パン2種*

写真右の丸いパンは、ビールの醸造で余った麦芽を練り込んだものだそうです。胚芽とか全粒粉とか使ったパンが好きな私には、ドンピシャでハマる香ばしさでした。ちょっと渋みがあるのが堪りません^^

 

 

*野辺山産カリフラワーのグリル 自家製ベーコンのヴィネグレット*

信じられないほど肉厚な、主役級のカリフラワー!今回のディナーで最大の衝撃を受けました。

 

*山梨県産ゴールドラッシュの冷静ポタージュ ローズマリーミルクのカプチーノ仕立て*

 

カプチーノの泡が乗ったポタージュですが、この泡にローズマリーの風味がたっぷり含まれています。これがあまりにも美味しくて、一口飲んで思わず手が止まってしまいました・・・いまだ忘れられない味!

 

*真鯛のポワレ フェンネルとオレンジのブールブランソース*

 

真鯛はホクホク、ソースは夏らしくスッキリ。

 

*信州アルプス牛サーロインのロースト 北杜市産山椒和風ソース和え*

 

食べ応え抜群の牛に、さっぱりした和風ソースがよく合います。山椒が強すぎないのもGOOD!

 

スポンサーリンク

*ブルーベリーのタルト風 野辺山ヨーグルトソルベ添え*

 

ザクザクしたクッキー、ひんやりソルベに、トロッとしたジュレと濃厚なソースがかかったデザートです。

 

食後はハーブティーで一服♪

 

《朝食〜八ヶ岳のおばんざい〜》

朝食はガラリと雰囲気が変わって、健康的な和膳!「萌木の村」内のレストランはほとんど洋食なので、これは嬉しいです〜♪

 

お献立。

 

どれも素晴らしかったのですが、特に印象的だったものを挙げるなら炊き込みご飯とみみほうとうでしょうか。

 

「鞍掛豆の炊き込みご飯」は、お豆の歯応えとわずかな塩味が楽しく、止まらなくなってしまう逸品。

 

「みみほうとう」は、その名の通り耳たぶのような形をしたほうとうを味噌で煮込んだものです。みみほうとうは3つほど入っており、麺状のほうとうよりもっちり感が強め!“THE 郷土料理”という感じの温かな味わいでした。

 

お椀の淵にお味噌がついていますが、これは汁に溶かしてもよし、ご飯に乗せても良し!ご飯に乗せるとますます止まらなくなってしまいます^^

 

朝夕でテイストが違うとはお伝えしましたが、地元産の上質な食材を利用しているという点においては変わらず。レストランのポリシーを感じるディナーと朝ごはんでした。

 

ちなみにお食事会場は、ホテル1Fにあるレストラン「ネスト」。

“鳥の巣”を意味するそうで、パンフレットには「親鳥がひな鳥に運ぶ愛情をテーマに名付けた」とあります。

 

ホテル ハット・ウォールデンの楽しみ方あれこれ

 

『ホテル ハット・ウォールデン』には、宿泊者ならではのお楽しみがあるのです。

 

【楽しみ方その①夜の「萌木の村」を堪能】

帰りの時間を気にしなくて済むのが、宿泊最大のメリットですよね。そうと決まれば、存分に「萌木の村」内で夜の散歩を楽しみましょう!

時は7月半ば。虫の声を聞きながら階段を降り、振り返ると昼間とは違うムードを纏ったホテルの姿にうっとり・・・。

こちらはレストラン「ROCK」。後ほど「特典」の項目にて詳しくお伝えしますが、昼間の賑わいとは打って変わって、夜は時間がゆったりと流れていました。のんびりとアルコールを嗜む人々の姿もちらほら。

写真がブレてしまいましたが、村内のライトアップも綺麗でした。ただ、このあたりでゴロゴロと雷の音がしてきたのでホテルに引き返すことに。

ちなみに、「萌木の村」内には自動販売機がありません。この日は暑かったので、「冷たい麦茶がいっぱい飲みたいなぁ〜」と思い、近くのセブンイレブン(徒歩往復5分ほど)まで買いに行きました。

 

これはその際に撮った駐車場近くの看板。到着時にはほとんど満車でしたが、みんなすっかり帰ってしまって静かに・・・。「贅沢な時間を過ごしているなぁ〜」と改めて実感した瞬間でした。

 

【楽しみ方その②早朝の「萌木の村」の空気をめいっぱい吸おう】

せっかくなので、一般のお客さんたちで賑わい始める前の村を散歩してみたい!

 

ということでホテルを出ると、緑の間から覗くお部屋のベランダが。朝日が隙間から差し込むその様は、見ているだけでも羽休めになります。

 

茂みの中には通り道があって、

誰もいないプロムナードへと続いています。

八ヶ岳一帯の雰囲気って、良い意味で日本っぽくないんですよね。特にこの「萌木の村」内は、開拓者たちが寵愛した八ヶ岳の原風景を大切にしている。だからより一層、非日常的な安らぎを感じるのかもしれません^^

 

【楽しみ方その③特典を最大限に活用すべし!】

『ホテル ハット・ウォールデン』の宿泊者には、「萌木の村」内で利用できるお得なチケットが配布されます。

 

このチケットがめちゃめちゃ便利。到着次第まずはホテルに荷物を預け、手続きを済ませてチケットを受け取りましょう!具体的な特典は以下の通りです。

 

《特典1:レストラン「ROCK」のファストパス》

「萌木の村」内屈指の有名スポット、レストラン「ROCK」。清里で最初に出来た喫茶店であり、アニメの舞台にもなったとかで、開店前から長蛇の列が出来ていました。

 

その列はホテルの入り口まで続いていて、「え〜、こんなに並ぶのー!?」と面食らっていたところで、この特典チケットをもらってニヤリ(-∀-)

 

特典チケットを提示すると、最優先で席へ案内してもらうことができるのです。並んでいる人を横目に「スミマセン!」と思いつつも、スイスイ〜っと中へ入ることができました♪

 

看板メニューのビーフカレーは唯一無二の味・・・コク深いとはまさにこのこと!ぜひご賞味ください^^

 

《特典2:森のメリーゴーラウンド招待券》

「萌木の村」を象徴する存在でもある、「森のメリーゴーラウンド」。人々の止まり木となるように・・・という願いが込められており、華やかなその見た目からは溢れんばかりの幸福感が伝わってきます。

 

馬だけでなく、熊、ダチョウ、うさぎ、猫、軍鶏、豚・・・など多種多様な動物がカラフルな鞍をつけて走ります!柱や天井の装飾も見逃せません。

 

そんな夢多きメリーゴーラウンドは、1回500円。しかしこの特典チケットを提示すると、1人1回無料で乗ることができます。

 

《特典3:オルゴール博物館「HALL of HALLS」(ホール・オブ・ホールズ」の無料入場券》

世界各国から集結した自動演奏楽器の音色を楽しめる、オルゴール博物館「HALL of HALLS」。こちらも無料入場できます!

 

学芸員さんの解説付きのコンサートは1回15分〜20分ほどですが、プログラムにより演奏される楽器が異なります。当日は再入場可能なので、コンサートの合間に近くのお店を見るのもアリですよ^^(私は4公演聴きに行きました)

 

《特典4:お買い物割引券》

「萌木の村」内の店舗でチケットを提示すると、割引券として利用できます。該当店舗のみ・・・とありましたが、私が購入したものは大体割引が効いたかな?

 

まとめ

『ホテル ハット・ウォールデン』の宿泊記は以上になります。

 

地産地消のお食事、可愛らしいお部屋。八ヶ岳の緑に囲まれ、最高の羽休めが出来ました。

 

上質ながらアットホームな空間で、別荘のようなくつろぎを感じさせてくれる『ホテル ハット・ウォールデン』。

 

ぜひ清里リゾートの原点で、安らぎと歴史を感じながらお過ごしください♪

 

p.s.

実はチェックアウトの時、とんでもない大雨に降られまして・・・。

荷物を引きずってなんとか駅に向かおうとしたところで、スタッフの方が車を出してくださいました。

 

おかげで濡れずに清里駅に到着することができ、本当に助かりました。そして何より、最後まであたたかくお見送りしていただき、ありがとうございました!

スポンサーリンク