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当記事では、愛知県犬山市にある『国宝 犬山城』の楽しみ方や見どころをお伝えしています。

 

日本で天守が現存するお城は、わずか12。そのひとつに数えられる犬山城は、最も古い天守を持つことで有名です!

 

荘厳なお城の城下町には、美味しいグルメも盛りだくさんですよ♪

 

ここは名鉄「犬山遊園駅」西口から歩いて15分ほど。徒歩圏内には「どんでん館」や「旧磯部家住宅」など、町衆の暮らしや文化を知ることができる施設もあります。

 

それではどうぞご覧ください♪

犬山城の楽しみ方は

犬山城の楽しみ方は、大きく分けてこの3つ。

 1.国宝たる所以を知る!

 2.建築の特徴や眺望を楽しむ!

 3.城下町で食べ歩く!

 

特に①を理解すると、犬山城の魅力を3割増しで味わうことができます!これから訪れる人は、ぜひその歴史に注目してみて下さい^^

 

②③については次項で詳しくお話しするとして、ここでは犬山城をより一層楽しむために「国宝たる所以」を超簡単に解説しますね!

 

【日本最古の現存天守】

「現存天守」とは、江戸時代〜それ以前に建造された天守で、現在も保存されているものを指します。

 

江戸時代には170にものぼると言われた日本のお城ですが、戦災や明治維新時の廃城令によって、当時の天守を残すものはわずか12城に・・・(><)

 

この12城のうち、国宝は5城、重要文化財は7城。犬山城は「国宝」に指定されています!そして冒頭でも紹介した通り、犬山城は最古の現存天守を持つお城なのです・・・!

 

 

【犬山城の歴史】

犬山城が創建されたのは天文6年(1537)。織田信長の叔父さんの信康が築城し、木曽川沿いにあることで交易・経済の重要スポットとなっていました。

 

信康の没後は戦の影響でコロコロと城主が変わったのち、尾張徳川家の臣下である成瀬正成が犬山城を授かり受けます。以後、幕末まで成瀬家が代々城主を務めたそうです。

 

犬山城を拝受した元和3年(1617)、成瀬正成は天守に改良を加えたらしく、現在残っているのはこの時の天守の姿ということになります♪

 

【国宝指定までの道のり】

明治4年(1871)の廃藩置県により、犬山城は愛知県の手に渡り大部分が取り壊され、同24年の濃尾大地震によって更なるピンチを迎えます。

 

同28年、「修理をする」という条件のもと、犬山城は再び成瀬家の元に。そして成瀬家&町民の募金活動が実り、修復が実現!昭和27年(1952)、晴れて国宝に指定されたのです!

 

戦乱や時代の流れに揉まれまくった犬山城ですが、町民の愛によって今こうして町のシンボルになっているのですね^^

 

 

犬山城の見どころポイント紹介♪

では、ここからは犬山城の見どころ(建築特徴・眺望)を紹介します。

 

まずは正面から。天守の真下に、緩やかなカーブを描く破風がありますね!この弓のような破風を「唐破風(からはふ)」と呼ぶそうです。

 

木と重なっていますが、右手前にちょこんとくっついているのは「付櫓(つけやぐら)」。正面から敵が攻め入ってきた時、ここで横から攻撃して侵入を防ぐのだとか!

 

入り口すぐの、石垣と梁。最下層らしく、天守を支えるためにガッチリと構えています。

犬山城内の階段は、最大53度という超急勾配!しかもこの幅の狭さです。

 

怖い怖い!滑る滑る〜!

タイツを履いていた私は、生まれたてのバンビ状態に。大後悔しました^^;

 

さて、2階「武具の間」の窓からちらっと外を覗くと、

左手に付櫓の屋根が見えました。ここからの眺望もなかなかです!

 

突上げ窓から北東を覗くと、木曽川が見えます。

武者走り。いわゆる通路ですが、お城では外壁のすぐ内側に設けられているのが特徴的ですよね。兵が外からの攻撃に対処しやすく、戦を意識して設計されているのがよく分かります。

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さあ、天守から景色を眺めてみましょう!

南(正面)。人々の往来と街並みが一望できます。

西側。写真左側にはライン大橋と、見切れてしまっていますが伊木山が写っていますね。

東側。ツインブリッジ犬山橋の奥には、鵜飼船の乗り場があるそうです♪

右側中央の芝生エリアの中に、ポツンと小さな建物がありますね。これは2019年に営業終了した「名鉄犬山ホテル」のチャペル(教会)です。

 

結婚式も行われるこのチャペルは、犬山城のライトアップを見る絶好スポットでした。(感動しすぎて写真を失念してしまうくらい^^;)

 

名鉄犬山ホテルは惜しまれながら幕を閉じましたが、2022年には「ホテルインディゴ犬山有楽苑」として再スタート!犬山観光の拠点復活ですね♪

 

ちなみに、犬山城は紅葉の名所でもあります。

私が訪れた11月下旬は、少し葉っぱが色づき始めていて

あと1〜2週間ほど遅かったら、真っ赤になっていたかも知れませんね。

 

 

犬山城下町の食べ歩きも楽しみました♪

犬山城下町は、食べ歩きのベストスポットです♪

小ぶりなサイズのものが多いので、いろいろ食べたい人にはもってこい。

 

さて、食べ歩きと言ったら串モノですよね!ここは非常に串モノが多く、そこも食べ歩きしやすいポイントの一つ。

 

【山田五平餅店】

その名の通り、五平餅の有名店!

食べ歩きもOK、お店の中の椅子に座ってゆっくりするもOKです。

「だんご型五平餅(100円)」。五平餅としては小さめですが、甘味・塩味・旨味がギュッと詰まった香ばしい逸品です!何本でも食べられちゃう^^

 

味噌に胡麻・くるみ・ピーナッツを混ぜた特製ソースが五平餅にたっぷり絡んでいます。こんがりついた焦げ目が、食欲を一層そそる〜!

 

つぶつぶ感を残しつつモチっとしていて、最高の“しょっぱい系”おやつです。

 

【壽俵屋犬山井上邸】

「醤油おこげ串 ゆず味噌マヨネーズ(280円)」。

おこげと一緒に刺さっている守口漬・奈良漬がアクセントです^^

 

ツンと香るゆず味噌を、マヨネーズがいい具合にまろやかにしています。これはおつまみにもうってつけ♪思わず「ビールちょうだい!」と叫びたくなりました(笑)

 

このおこげ串、たまーに「ハート型」ver.が登場することもあるのだとか。ランダムらしいので、お目にかかれた日はラッキーですね^^

 

【犬山牛太郎】

牛の握り寿司のお店です。牛握りは生まれて初めて食べたのですが、「こんなに上品な脂の牛は初めて・・・」というくらい口溶けがよく、甘い!

 

思い出しただけでもヨダレが止まりません(笑)

私はわさび醬油で頂きましたが、他にも生姜醤油、ニンニク醤油などがあります。

 

二貫で600円。破格と思える美味しさでした^^

 

 

まとめ

犬山城の楽しみ方&魅力の紹介は以上になります♪

 

日本で最も古い現存天守を持つ犬山城。「日本名城ランキング」などで必ずTOP 10入りしているお城なので興味本位で訪れましたが、実物を見て歴史を知ることで、人気の理由が分かった気がします。

 

また、城下町にはほっぺたが落ちてしまうような美味しいグルメもいっぱい!犬山城エリアだけで1日コースでしたが、大満足でした。

 

ぜひ旅の参考にしてみてください♪

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