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今回は、東大寺にある二月堂にて行われる伝統行事「お水取り」に行って来たのでその様子についてご紹介します。

天平勝宝4年(752年)から現在まで続くこの行事は、春の訪れを知らせる行事として知られています。

しかしながら世界的に大流行したコロナウイルスの感染防止対策として、2021年からの3年間は一部日程が非公開で行われてきました。

そして実は今年、4年ぶりにすべての日程が公開されました。

 

 

今回は、そんな歴史ある行事のお水取りの始まりや現在での催しの様子についてご紹介していきます。

 

 

東大寺のお水取り、行って来ました

東大寺で毎年行われているお水取りは、実は「修二会」(しゅにえ)と呼ばれる法要のことで正式には「十一面悔過法要」と言います。

修二会とは、新暦毎年3月1日から14日までの2週間に渡って十一人の修行僧によって行われる法要のことを指します。

 

 

正規名称の「十一面悔過」とは、私たちが日常に犯している様々な過ちを二月堂の本尊である「十一面観世音菩薩」の宝前で懺悔することを意味します。

 

 

実際に修二会の期間中には心身を清めた11人の練行僧が、一般人は目にすることができない二月堂の本尊「十一面観音菩薩」に向かって唱え、荒行によって懺悔をし、天下安穏を祈願しています。

11人の練行僧は、毎年12月に翌年の参加者が選ばれるそうです。

 

 

中でもお水取りはそんな修二会の行法の一つで12日から13日未明に行われる儀式です。

二月堂の前の若狭井という井戸から観音菩薩にお供えする「お香水」を組み上げることから「お水取り」と呼ばれるようになりました。

 

 

その際に練行衆の道明かりとして、大きな松明に火が灯されることから修二会は「お松明」とも呼ばれることもあります。

 

 

また現在では、3月から開催されていますが旧暦では2月1日から行われていたため「修二会」と呼ばれるようになったと言われています。

それだけでなく修二会が行われる場所も二月堂という歴史ある建物になっており、同じ理由で「二月堂」と名付けられたそうです。

 

東大寺二月堂のお水取りは

東大寺にある二月堂という場所で毎年お水取りが行われています。

二月堂は東大寺大仏殿の東側、大仏殿を若草山の方へ登っていったところにあります。

大仏殿からは登り坂が続くので、歩きやすい靴で行かれることをお勧めします。

 

 

毎年3月1日から14日までの2週間に渡って行われる修二会の中で、二月堂で連日修行する練行衆を堂内に導くために大きなお松明を灯して先導する様子が見られます。

 

 

大きなお松明を振りかざし、火の粉を散らしながら走るその様子は迫力満点です。

実はこのお松明、なんと長さは約6~8メートル、重さも約4キロあるそうです。

12日を除き、毎日19時から10本前後のお松明が上がっています。

 

 

毎年12日には、籠松明といいお松明の中でも大きな松明が上がります。

この日のみ深夜1時ごろからお松明が上がるそうで、その籠松明はなんと長さ約8メートル、重さは約70キロもあるそうで激しく火の粉が飛び散る様子が見られます。

 

 

二月堂の歴史ある雰囲気と激しく走り回る練行衆とお松明の様子は迫力満点で、この行事が1000年以上続いていると考えると足を運んでみて良かったなと感じました。

 

 

また古くからお松明の火の粉を浴びれば、一年の健康や繁栄を祈願するとも言われており縁起のいい物とされてきました。

 

 

お松明が上がった後は、二月堂内で11人の練行衆たちが声明や儀式を行う様子が見られます。

二月堂の局の中に入って実際に儀式の様子を柵越しに見られることができます。

 

 

一度に中に入ることができる人数が限られているのですが、4箇所ほど中に入れる入り口がありました。

今年はコロナウイルス流行語初の全日程が公開されての開催でしたが、それでも局の中に入るにはマスクの着用が促されていました。

 

 

東大寺二月堂の見どころは

国宝として認定されている東大寺二月堂のその見どころは、なんと言っても美しい眺望です。

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そもそもこの場所が二月堂と名付けられた由来は、この場所で修二会が旧暦の2月に行われるようになったことからと言われています。

 

 

二月堂は東大寺大仏殿の東側を少し登ったところにあるのですが、急な斜面の上に建てられた「舞台造り」になっています。

そこから見える景色はとても美しく、大仏殿や興福寺などの奈良公園の様子はもちろん奈良市内や、晴れた日には生駒市の方まで綺麗に見渡せます。

おすすめはやはり夕日が落ちる時間帯ですが、今回初めて夜の二月堂からの景色を目にしたのですが夜もまた歴史ある建物の雰囲気も相まって感動するほど綺麗な景色が広がっていました。

 

 

お水取りの時期でなくとも、二月堂からの景色を楽しむために奈良公園へお越しの際は二月堂へ足を運ばれることをお勧めします。

 

 

 

まとめ

今回は、毎年東大寺二月堂で行われている伝統行事「お水取り」をご紹介しました。

 

個人的に奈良にはよく行くのですが、今回初めてお水取りの様子を見にいきました。

二月堂へは何度か足を運んだことがあったのですが、奈良公園内でも特に静かで神秘的な雰囲気が漂う空気感と美しい眺望が気に入っていたのですが、初めてお水取りに行ってみて圧巻でした。

 

 

特に夜の二月堂からの景色もとても綺麗だったので、大満足でした。

 

 

毎年3月1日から2週間と期間も十分長いので、奈良へ行くご予定がある方にはぜひ一度覗いてみていただきたいです。以上、お水取りについてのレポートでした。

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