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伝統的な行事の一つである亥の子です。

 

 

地区によっては、毎年行う方もいると思いますが、

 

あまり認知されていない行事でもあります。

 

 

名前からは、何をするのかわかりにくいですね。

 

 

そこで、亥の子とはどんな行事なのかについて

 

詳しくご紹介していきたいと思います。

 

 

ぜひご覧になってください。

 

 

 

亥の子って何?
数え歌のような歌を歌う、子どもの参加行事!

 

 

亥の子は、10月くらいの寒くなってきた季節に行う行事で、

 

子供の健康を願って行われる行事です。

 

 

なにをするかというと、亥の子歌という歌を歌いながら、

 

厄払いをする行事です。

 

 

この行事は、子供が行うものなので、

 

準備は大人も手伝いますが、

 

基本的に子どもだけで行います。

 

 

西日本がメインの行事ではありますが、

 

風習がなくなった地域もあります。

 

 

昭和40年代には、亥の子の準備をしすぎて、

 

学業がおろそかになるということが起きています。

 

 

そこで、学業に専念させるために、亥の子はやらないと

 

決めている地区もあるようです。

 

 

現在では学業優先のため、

 

歴史的な習慣が廃れるということはありませんが、

 

 

すでに廃れてしまった地域では、亥の子餅も食べない

 

という場所もあるみたいです。

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亥の子餅は、この行事の際に子供にあげる餅のことで、

 

干し柿などが練りこまれて、中にあんこが入っているお餅です。

 

 

亥の子餅だけでも食べてみるといいと思います。

 

 

 

亥の子石をみんなで持って、家々を回る!
地域の伝統行事だった!

 

 

亥の子は歌を歌うだけではありません。

 

 

もう一つ、特殊なことを行います。

 

 

それは、地面に石を打ち付けることです。

 

 

亥の子は、縄に石を括り付け、

 

歌いながら、それを地面に打ち付ける行事です。

 

 

亥の子を行う際には、縄や石も必要になります。

 

 

これは、亥の子突きと呼ばれていて、

 

現在でも、地域によっては受け継がれています。

 

 

また、喪中の際には、行わない家も多いようなので、

 

亥の子をやる際には、喪中でないときに行うことを、

 

おすすめします。

 

 

まとめ

 

 

亥の子という、なかなか聞き馴染みのない言葉ですが、

 

歴史ある行事の一つです。

 

 

昔からの行事で、きちんと受け継がれているものがあるのは、

 

なんだか不思議ですね。

 

 

また、子供たちだけが参加するというのも面白い行事です。

 

 

もし、冬の季節に、石が地面に打ち付けられる音がしたら、

 

亥の子が行われているかもしれません。

 

 

やったことがない方は、少し立ち寄ってみても

 

面白いと思います。

 

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

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