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9月といえば、運動会や収穫祭など

秋ならではの行事や習わしがありますが、

 

やはり、年齢層を問わず、

「お月見団子」

と口にされる方が多いかと思います。

 

【中秋の名月】と呼ばれる

【十五夜】に作り、

 

月に供えてから美味しく頂くことが多い

「お月見団子」

 

地域によって

形状がかなり異なる「お月見団子」ですが

もしかしたらあなたの地域のお団子は

一般的に周知されている「お月見団子」

ではないかもしれません。

 

その中でも今回は、

【愛知県】の少し「珍しい」形の「お月見団子」

について、紹介させて頂きます。

 

お月見団子は丸くない!?名古屋だとこれが標準!

まずは一般的な「お月見団子」についてですが、

絵本やアニメなどでよく見る「お月見団子」というのは、

 

小さなまん丸型でピラミッドのように三角に盛り付けたものを

イメージする人が多いと思います。

 

ですが、愛知県の「お月見団子」は違います。

 

お月見を行う日付については

旧暦の8月15日(中日)なので変わりませんが、

 

名古屋では「十五夜」のことを

「芋名月」と呼ぶそうです。

 

そして、愛知県のお月見団子の形は、

細長いしずく型をしています。

 

地域によっては「里芋」を

お月見の際にお供えする所もあるそうですが

 

愛知県の「お月見団子」のシルエットは、

ちょうど「お月見」の時期に

収穫される里芋をかたどっていると言われています。

 

一般的には米の粉で作られますが、

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名古屋ならではといいますか

 

【ういろう】を作るのと同じ生地でできており、

【白、茶色、ピンク】の3色で作られているようです。

 

白を作る際にはそのままの生地で、

ピンクを作る際には着色料を使用し、

茶色を作る際には黒糖を用いられるようです。

 

ういろうの生地でできているので、

中にあんこは入っていませんが、甘みがあります。

 

なぜ、この三色かという事に関しては

諸説あるためわかってはいませんが、

 

お祝い事という意味で紅白を表現し、

お供え物として里芋をイメージしている為茶色になったのでは?

とも言われています。

 

お月見団子のうさぎは全国のと比べてどうなの?

うさぎの形をかたどった

お月見団子には何種類かあり、

 

薯蕷(じょうよ)まんじゅうという

山芋(長芋)等の粉で作られるタイプが多いようです。

 

全国的に見ても見た目の差は

さほど感じないように思いますが

 

地域によって、

中に入れる「あん」がつぶあんだったり、

こしあんだったり、さつまいもだったりなど違ったり、

 

生地にお酒が入っていたり、

デザインが色々あります。

 

うさぎに関してもやはり、

ピンクや白であることが多いです。

 

まとめ

愛知県特有の里芋をかたどった

「しずく型」の「お月見団子」

 

その形の由来一つをとっても、

とても興味深いものでしたね。

 

同じ「日本」なのに、

私達が今まで知る機会がなかっただけで

 

お互いに「常識」だと思っている興味深い事柄が

まだまだ存在していると言う事が推測されます。

 

ここで触れたのは名古屋の

「お月見団子について」

ほんの一例です。

 

気になる方は是非名古屋へ行ってみることをオススメします。

 

きっと文献などでは得られない、

もっと素晴らしい情報を得られると思います。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

 

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