毎日たくさんの細々とした仕事があって、
ママは忙しいですよね。
せめて子供に任せれらることがもう少し増えたら、
ちょっとは楽になるのに!
例えば片付けとか…と思う気持ち、よく分かります。
子供がお片付け出来るようになるのは何歳からなのでしょうか。
お片づけとそれが出来る年齢は
「おもちゃを使ったら、もとのところへお片づけしなくちゃいけないんだよ」という言い聞かせ、
どれくらい子供に伝わっていますか?
自宅で遊ぶ分には、もしかしたら結局最後には、
お母さんが子供の見ていない隙に
こっそり片付けてしまうことが多くないでしょうか?
お片づけが何か、なぜ必要か子供が理解するのは、
支援センターやお友達の家など自宅以外の場所で
遊ぶようになってからかもしれません。
「お家に帰るから、お片づけをしましょう!」と言うと、
とにかく何でも一つの箱にギューギュー押し込む姿を、
子供が1歳くらいの頃に私もしょっちゅう見ました。
その後2歳児が通うプレ幼稚園で、
先生がピアノを弾きながらお片づけの歌を歌い、
同じ空間の中でも、
“次に何かをやるためにお片づけをする必要があるのだ”
ということを学びました。
中にはこのタイミングで泣き出す子もいて、
その子の場合は“お片づけ=帰らなくてはいけない”と思い込んでいて、
悲しくなって泣いてしまうことが続きました。
また、その頃には何でも一つの箱に入れるのではなく、
おままごとのお道具・ブロック・電車など、床に散らばったおもちゃを仲間ごとに分け、
仲間は一つの同じ箱にしまい、
違うものを混ぜないように気をつけることができるようになりました。
もちろんまだ2歳ですから、判断がいい加減です。
目についた箱に入れてしまうこともたくさんありました。
しかし、お片づけに理由があること、
お片づけの方法が決まっていることを理解し始めるのは
およそ2歳からと言っても良いのではないでしょうか。
片付けは永遠の課題
大人の中でも、断捨離がブームになったり、
雑誌では絶えず効果的な収納術の記事が取り上げられているように、
片付けは老後まで続く大きな課題です。
子供に求める片付け能力も、親の私がこんな風だから…とおおらかに構えられる人もいれば、
身なりや習慣は最初が肝心だからと厳しく教える方もいると思います。
大事なことは、支援センター・幼稚園やお友達の家のおもちゃは、
その場所のルールを守った片付け方をすることと、
自宅でもだらけずに大人も子供も共通のルールを作って
片付けをする習慣を身に付けることです。
家族はチームだという考え方をする人がいます。
その考え方の場合、暮らしやすい空間を作るために、
家族みんなで協力することが片付けです。
つまり、片付けをすることは、お手伝いの最初の体験になるとも言えます。
家族全員がそれぞれ片付けをする姿を見せながら、みんなのために頑張りましょう!
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!