食卓でアクシデント発生!
子供が食事を自分で食べられるようになると、
慌ただしさが落ち着き、ママは一安心しますよね。
ところが、目を離すのはまだ早かったか!
と頭を抱えてしまうような小さな事件は、
食卓ではいつ何時でも発生します。
注意をしたり片付けをしたり、
ママはまだゆっくりご飯を
食べられない時期が続くかと思います。
加減が分からない時期もある
ある食事中のことです。
長男がやたら静かに黙々と食べているな…と思ってよく見たら、
口の中ギュウギュウにご飯や
おかずを詰め込んでいるではありませんか!
「もう入らないよ!」
「よくかんで!モグモグいっぱいして!」
「ごっくんできそう?できるまでモグモグして!」
私は慌ててしまいました。
その時はなんとか飲み込めたのですが、念のため味噌汁や麦茶を飲ませ、
一息ついたのを確認するまで、胸のざわつきは止まりませんでした。
その頃の長男は、単純に自分の口に入る量が
まだ分からなかったのです。
赤ちゃんの頃はスプーンを口に運ぶのも難しかったことを考えると、
自分で食べられるようになり、口の中でどれくらいの量をかみ切れるのか、
何でも一度は実験してみたかったのかもしれません。
食事を詰め込む理由1 急いでいる時
幼児食を食べ始めた頃は、加減が分からなくて詰め込むことがあった長男も、
成長するにつれて詰め込む理由が変わってきました。
一番多いのが、急いでいる時です。
幼稚園やお出かけの時間が迫っていて急いでいる時は、
「少しなら大丈夫だから、よくかんで!」と声を掛けます。
リビングのテレビが気になって仕方なくて、
食事を急いで食べている場合もあります。
この場合は、「行儀が悪いよ!今はご飯を食べて!」と制します。
他の家族が食べ終わる様子を見て、
急いで食べ終わらなくてはと勝手に焦りだしてしまうこともあります。
そんな時は「競争なんてしていないから、ゆっくり食べていいんだよ!」
と声を掛けています。
食事を詰め込む理由2 苦手なものを我慢して食べる時
幼稚園や小学校に入ると、給食で色々なメニューを食べられるようになります。
長男は偏食がひどかったので、それに対応できるかいささか心配でした。
そこである時から、大人と同じ食事を当たり前に配膳するようにして、
色々なものを食べる練習をしています。
その時に見られるのが、口の中に大好きなご飯を入れて、
ちょっとだけ苦手なものを押し込んで、
一度に飲み込むという彼なりの対処法です。
当然口の中はパンパンになり、苦しそうな顔になって、
ギュウギュウに詰め込んで食べたことがバレてしまうのが常です。
「みんなで美味しいご飯を食べている時に、
そんな顔で食べられると、作っているお母さんは悲しい。」
「もし詰まって咳き込んだら、全部出てきちゃうよ!」
色々なことを説明して、やめるよう言い聞かせているのですが、
なかなか難しいのが現状です。
食事を詰め込むのをやめさせるには
子供に頭ごなしに「行儀が悪いよ!」と言って、
きちんと真意を伝えられるかというと、実は難しいです。
子供に一番伝えなくてはならないのが、
“ギュウギュウに詰めると、息ができないから危ない”ということです。
また、次に“ご飯を食べる時は、誰とも競争しているわけではないから、
ゆっくり食べる”ということです。
和やかにきれいに食べるというルールは、
集団生活をするようになる頃には身につけていたいものですね!
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!