こんにちは、二児の子育て中のチキンです。
子どもの咳、本当に切ないですよね。
変われるものなら変わってあげたい・・・
私も何度そう思ったことか、と思います。
ときには咳をした拍子に、
吐いてしまったり・・・
そもそも赤ちゃんは
何故すぐに吐いてしまうのか？
それは、体の仕組みに関係があるのです。
赤ちゃんの胃は、大人の胃にくらべて
縦に細長い形をしています。
そのため、
食道と胃のつなぎ目の噴門部がゆるいこと、
胃を支えるじん帯もゆるいなど、
胃の形状そのものが不安定です。
さらに、胃の容量も
大人に比べるとかなり小さいのです。
容量は小さく、縦に細長い形状の胃・・・
と考えると、吐きやすい理由がわかりますね。
◎赤ちゃんが風邪の時に吐く場合の対処はどんなものがある？
まずは、
赤ちゃんが吐いたもので
のどを詰まらせないよう気を付けてください。
横になっていたり、
寝ている赤ちゃんが吐いてしまう場合、
仰向けになっていると、自分の吐いたもので
のどを詰まらせてしまい、窒息してしまいます。
咳をしすぎて吐いてしまう場合は、
大概、鼻水があるか、痰が絡んでしまったとき
だと思います。
こちらの言っていることがわかる年齢であってさえも、
痰を切るということはなかなか難しく、
自分で痰を除去することはなかなかできません。
それでは大人はどうしてあげると
子どもが楽になるのでしょうか。
自分で痰を除去できない場合、
鼻をかむのも難しいと思います。
教えてみて、鼻をかめない様子があれば、
鼻水を吸い取ってみてください。
最近ではドラッグストアなどで、
鼻吸い器なるものが売られています。
我が家では手動・・・というか、
大人が口で吸い上げるタイプのものを
使っていましたが、
それだと手前の鼻水しか
吸い取ってあげることができず、
結局は子供も嫌がって泣き、
鼻水が増えてしまったという
苦い思い出もあります。
口コミだと、手動に比べると少し値は張りますが、
やはり電動のもののほうが
使いやすいようです。
電動のものであれば、
鼻の奥のほうまで吸い取ってあげられるうえに、
逆流の心配はないようです。
ほかには、
部屋の湿度を上げることも
忘れてはなりません。
のどが乾燥して、
咳が出る場合もありますし、
鼻が乾燥して鼻水が増えてしまうという
場合もあります。
寝る時の姿勢は、角度をつけてあげることも
よいかと思います。
寝ているとき、
喉に鼻水や痰が落ちてきてしまうと、
どうしても咳が止まりづらくなります。
それを防ぐために、角度をつけてあげるのです。
我が家では、喉を閉めないためにも、
肩より下あたりから大人の枕をたてに置いたり、
クッションをはさんだりして
角度をつけてあげています。
◎疑問を解消！なぜ赤ちゃんは泣くと吐くの？
赤ちゃんが
泣いた拍子に吐いてしまう・・・
というのは、
やはり胃の形状に理由があります。
最初に説明した通り、赤ちゃんの胃は
縦に細長く入り口がしまっていないような
形になっているため、
とても吐きやすいです。
それに加え、泣くと力が入るのは
おなかです。
一生懸命泣いて、
泣いた拍子に咳き込んだり、
また泣いたり・・・と、
とにかくおなかに力が入ります。
咳をし、腹筋を動かし、
空気を押し出すので、そのときに
一緒に胃の内容物を戻してしまうことが
よくあるのです。
大人になると、そのくらいで
吐くようなことはないので、
かわいいわが子が、急に吐いてしまうと
本当に驚くし、不安になりますよね。
でも、赤ちゃんが噴水のように吐いたり、
吐いた後にぐったりしているような様子が
なければ、
着替えをさせて、
きれいにしてあげてから、
少し様子をみてあげてください。
起きた時には
適度な水分補給を
してあげてくださいね。
◎まとめ
赤ちゃんが吐いてしまうのは、
まだ胃が小さく、細長いために、
お腹に力が入ることで、
胃の内容物を吐いてしまうことが多い
と言えます。
鼻水や咳も、原因の一つになることがあります。
普段から赤ちゃんの体調管理に気をつけて、
できるだけ、
赤ちゃんの負担を減らしてあげたいものです。
読んでいただき、ありがとうございました。
