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 子供が食事中に言うことを聞かないことが続いて、

ママのイライラも限界!

 

これも躾だ!いっそ食事抜きにしてしまおう!と思った瞬間、

これって虐待かも?と踏みとどまった

と言う話を聞いてギョッとしたことがあります。

 

虐待には

「身体的虐待(暴力)」

「心理的虐待」

「性的虐待」

「ネグレクト」4つがあります。

子どもに食事を与えないことは、

そのうちのネグレクトに分類される虐待の一種です。

 

虐待と躾の違いってどんな違いがあるの?

虐待は大人が自分の感情にまかせて

子どもを力でコントロールしようとすることです。

一方躾は、子どもが自分で自分の感情や行動をコントロールできるように、

落ち着いて教えること

子どもが自分で社会生活を送れるように導くことです。

 

親が怒り狂った挙句、子供に空腹感を強いることは、

とは言えません。

んなに子どものことを思っていたとしても、

子どもの心や体を傷つけるような教え方はではないからです。

 

気持ちの切り替え方が大事

子どものためを思って叱っていたはずなのに、

子どもを傷つけることになっていたらお互いのためになりません。

 

生理周期に対応して怒りっぽくなるママは、

産婦人科や漢方医に相談し、

症状を緩和する薬を処方してもらうのも良いでしょう。

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医師にかからなくとも、

自分でできる怒りのコントロール方法を身につけましょう。

 

一般的に・深呼吸する水を飲む口に出す前に10まで数える

誰かに電話する・同じ家の中で子供と離れる(違う部屋に行く)などが

効果的な切り替え行動として挙げられます。

 

もちろん、両親や友人に話を聞いてもらうのも効果的です。

産前産後に自治体から案内された市町村役場の子育て相談窓口にも相談し、

子育て広場などに参加して、怒りで偏ってしまった

子供を見る目や気持ちを切り替える機会を得てください

 

食事抜きをするとこんな弊害が…!

長時間食事を抜くと、低血糖状態に陥ります。

低血糖とは、血液の中のブドウ糖の濃度である血糖値が低くなることを指します。

脳のエネルギーとなるブドウ糖が十分に送られてこないことで

お腹が空いて、元気がなくなります。

 

更に進むと異常な眠気に襲われ、あくびや冷や汗が出たり、嘔吐します。

 

低血糖の程度がひどくなると、意識がなくなって、けいれんを起こすなど、

危険な状態に陥ることもあるそうです。

 

まだ胃が小さな子どもは、1回に食べられる量が大人よりも少ないため、

体内の糖の蓄えも少なく、低血糖になりやすい性質があります。

 

よって、食事抜きなど意図的なものでなくても、

一食の間隔が伸びすぎることは、

低血糖を引き起こす原因になるため避けなくてはいけないのです。

 

食事抜きは虐待です。

言うことを聞かせるための効果はありません。

 

先々の親子関係や子供の情緒の発達のためにも、

意思を伝える方法を探す姿勢、

気持ちを切り替えて子と向き合う姿勢を見せましょう。

 

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!

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