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当たって嬉しい宝くじ。その中でも高額当せんした方々の体験談を集めました。

その第一弾はこの方です。

Yさん 女性 30代 埼玉県在住の会社員の方)

宝くじ高額当選体験談!西銀座チャンスセンターでバラで10枚購入

私はジャンボ宝くじが発売されるたびに、

5回のお楽しみとして、

枚数は少ないながらも毎回買っていました。

 

そんな中で、今回お話する高額当選を果たしたのは、

忘れもしない2019年のハロウィンジャンボの回でした。

 

その宝くじは、日本一高額当せんが出ているということで

超絶有名な、宝くじファンの聖地とも言われている、

あの西銀座チャンスセンターで買ったものなのです。

ご存知かもしれませんが、この西銀座チャンスセンターで、

複数ある窓口の中でも圧倒的人気を誇る、伝説の「一番窓口」。

 

そこにはこんなエピソードが存在するのです。

1992年(ごろ)のジャンボで、発売初日に並んだ「1番窓口」で

購入したお客さまが見事1等に当せんされたのです。

 

1等当せんにより「1番窓口」が「夢の窓口」になりました。

 

その吉報が話題となり、あるテレビの情報番組で

取り上げられたのがきっかけで、

1番窓口」に並びたいお客さまが徐々に増え始めて、

いつしか長い行列ができるまでとなったのです。

引用元:西銀座チャンスセンター公式HP

そして私はその西銀座チャンスセンターに、

ハロウィンジャンボ宝くじを

買いにやってきたのです。

 

それでなんと運のいいことに、一番窓口への列が、

そのときは休日だというのに空いていたのです!

 

しかも、その一番窓口が、

私にはキラキラと光って見えていました。

 

「ラッキー!ついてる!そしてこのキラめき…!

絶対にこの一番窓口以外で買う選択肢なんてありえない!」

 

と思い、笑顔の素敵な女性の店員さんから

「ありがとうございました!当たりますように!」

との言葉をかけていただき、

ハロウィンジャンボ宝くじをバラで10枚購入しました。

 

そしてまず売り場をそっと離れて、

ハロウィンジャンボ宝くじが

折れ曲がったりしないように、

 

宝くじを入れておく専用の「宝くじ入れ」に、

大事に大事にしまい込みました。

 

そしてその日、自分の家に帰ってきてから

そのハロウィンジャンボの宝くじを一枚一枚手にとり、

眺めてみました。

 

それでそのとき、そのハロウィンジャンボ宝くじが、

「当たってる」

と思えました。

 

そしてかすかに、その10枚買ったうちの1枚が、

ほんのりと温かく感じたことを覚えています。

 

 

そしてその宝くじは、

また「宝くじ入れ」に戻しました。

 

そしてときおりその宝くじ入れから

ハロウィンジャンボのくじ券を取り出し、

 

もしもこの宝くじが高額当せんを果たしたら…、

何をしようかな?何に遣おうかな?

そうだ、どこに寄付しよう?

 

そういった事を妄想して、

わくわくしながら一人ニヤけて、

 

また大事に宝くじをくじ入れにしまい、

いつも使うかばんに入れて、

肌身離さず持ち歩いていました。

 

 

宝くじ高額当せん体験談!ついに当せん番号発表の日

そしていよいよ、

ハロウィンジャンボの当選発表の日をむかえました。

 

もう、その日は仕事中も

そわそわと落ち着かなかったです。

 

お昼ごろには、

「もう抽せんって始まってるよね?」と、

仕事中も頭の片隅には

ハロウィンジャンボのことが

ずっと気になっていました。

 

「早く帰りたい!自宅でゆっくり当せん番号と

ハロウィンジャンボ宝くじを見比べて

当せん確認をしてみたい!」

ずっとそう思っていました。

 

そして仕事も終わって、

定時ダッシュで帰宅。

 

自宅でさっそくパソコンを立ち上げ、

ネットで検索して当せん番号を表示させました。

 

そしてあらたまって正座をして、

でもココロはわくわくしながら、

 

宝くじ一枚一枚を手に取り、

ネットに表示させた当せん番号を見比べて

当せん確認をしていきました。

 

そして、末等から一等まで

全て確認をした結果は…。

 

末等のみ当せんでした。

 

「ええー、ヤダ恥ずかしい、

あんなに舞い上がっていたのに、

現実って厳しいよね…」

 

でもそうは思いつつも、

 

「でも、あの“当たってる”という予感や、

一番窓口の煌めき、

外れているとは思えない…!」

 

だから、いい意味で自分を信用せずに、

絶対に宝くじ売り場の機械で

調べてもらおうと思ったんです。

 

それで宝くじはくじ入れに戻し、

いつでも当せん確認が出来るよう

かばんに戻しました。

 

それから年があけて、2020年の1月、

自宅近くのショッピングセンターに

主人と二人で訪れました。

 

そこには宝くじ売り場があるので

それをみて、

 

「あっ!そうだあのハロウィンジャンボ宝くじ、

当せん確認をしてもらおう!」

 

と思い主人に声をかけ、

2人で宝くじ売り場に入りました。

 

300円だけでも、

ちゃんと換金してもらわないとね!

…と思って、

 

当せん確認をお願いする旨を店員さんに告げて、

トレイに宝くじを置いて渡しました。

 

宝くじ売り場に設置された宝くじの当落を

確認する機械は、

次々と一枚一枚、調べてくれて、

 

お調べ枚数、はずれ枚数、当せん枚数というのが

刻々と数字が変化していくのを、

思わずじっと食い入るように見つめていました。

 

そして、なんと…!!

その機械に、映し出された文字に、

思わず私は目を疑いました。

 

赤い文字で高額当せん枚数が1枚、

 

「高額当せん券はみずほ銀行にご持参ください」

との文字が…!

 

驚きのあまり、

短いですが思わず変な声が出てしまいました。

 

「えええ!!?一体、いくらが当たったの!?

可能性では、億単位の当せん金も?

もしそうだったら、

かえって変なトラブルに巻き込まれたり…??」

 

頭の中が、嬉しいのは間違いないけど

一気に混乱しました。

 

そんな私とは対照的に、宝くじ売り場の店員さんは至って冷静でした。

特に当せん金額を告げる事もなかったです。

高額当選のレシートと、

書類を黄色い小さなビニールに入れて

渡してくれました。

1200円は小当たりの金額です
裏には名前と住所が書く欄があります

 

 

そしてコチラを持って

最寄りのみずほ銀行に訪れてください、

と説明をしてくださいました。

 

店員さんが冷静だったのでそれを見て必死に冷静さを取り戻し、

売り場でもらった明細書などを宝くじ入れに

しっかりと大事にしまい込みました。

 

 

ひとまず冷静を装い、

主人と宝くじ売り場を出てしばらく歩き、

 

「人生で初めて…高額当せんってものが当たったみたい…」

 

と私が言うと、

 

「よかったね」と主人は言うだけで、

金額などに一切興味をもっていない様子でした。

 

金額…。

 

まだ現時点でいくら当たったのか、

わかっていない状態でした。

 

防犯のためなのか店員さんは金額は言わなかったですし、

もらった書類にも、

どこにも高額当せんの金額の、具体的な記載はなかったです。

 

私はそれが、自分へのサプライズだと思う事にしました。

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あえて当せん金額は調べずに、

みずほ銀行に書類を持っていき、

 

そこではじめて

当せん金額がわかる事が

素敵だと思ったのです。

 

最低でも10万円、

もしかしての最高なら億もあるかも…!?

 

こうしちゃあいられない、

と私は早速職場の上司に、

有給休暇の申請を願い出ました。

 

 

そして自分はその有給休暇の日を、

素晴らしい一日にしたいと思いました。

 

売り場で換金できない宝くじを換金するには、

みずほ銀行が開いている時間に、

最寄りのみずほ銀行の支店に行けばいいわけだけど、

 

せっかくのこの機会、

みずほ銀行の本店に行って、

換金しようと決めたのです。

 

 

宝くじ高額当選換金体験談、その金額とは!

 

そしてついに有給休暇日がやってきました。

 

休みだけれど電車に乗って大手町まで向かいます。

いつもと同じ風景なのに、

ココロはうっきうき。

 

小鳥はさえずり、

この世のすべてのものに

感謝したいような気持になっていました。

 

いつもは空いたら真っ先に座る電車の席も、

あえて座らず、

 

「私が座らないことで、他の誰かが座れる。

私はそれに幸せを感じるウフフ…」

などと訳のわからないことを考えていました。

 

そして大手町の駅に降り立ち、

googleマップを使ってみずほ銀行本店に向かう私。

大きな大手町タワービル。

そして黒無地の大きな大理石のようなものに、

確かに大きくMIZUHOのロゴが映えているので、

間違いなくここが、

みずほ銀行の本店であると確信しました。

 

 

そして入口に近寄ると立派な自動ドアが開いたので、

ドキドキしながら意を決して

エントランスをくぐる私。

 

エスカレーターを上がると、

案内をしてくださるスタッフの方が

こちらに気付いて歩いて来てくださり、

 

「いらっしゃいませ!ご要件をお伺いします」

と声をかけてくれました。

 

その案内の方に、私は小声で

 

「あ、あの…宝くじ…」

 

と告げるのが精いっぱいでした。

 

そのスタッフの方に、

…おめでとうございます!

いくら当たりましたか?と

小さめの声で聞かれましたが、

 

私は「怖くて…まだ見ていないんです」

と返答しました。

 

そこで、

「かしこまりました。

少々お待ちください」

と言われ、椅子に座って待ちました。

 

当せんした宝くじはスタッフの方に預けました。

そして引き換えに番号札をもらいました。

 

しばらくすると私の番号が呼ばれたので

カウンターの方に歩いていくと、

遠目から書類が載っているのが見えました。

 

 

『あの書類に…きっと、

当選金額が書かれているのね…!

 

そう思ったらドキドキして、胸が早鐘のように

ドクンドクン鳴っているのを感じました。

 

歩を進め、思わずカウンターに手をつき、

ガバアッと身を乗り出すように書類に

目を落とす私。

 

さあ、ハロウインジャンボ宝くじ様、

あなたの当選額、

いくらなのかわたしに、教えて頂戴!!

 

そんな前につんのめりそうな

私の目に飛び込んで来た、

その当選金額の数字とは…!

 

1,0,0,0,0,0 …!!

じゅう、まん、えん…!!

十万円、拾萬円!

 

ウソーーーー! 信じられない!

だって、働いたわけでもないのに

一度に十万円ものお金が手に入るなんて…!

 

手に汗がにじみ、

驚きと興奮で手がわなないて

いました。

 

でも一方で身の程知らずにも、私は

正直こうも思ってしまいました。

 

やっぱり億は遠かったか、

ネットで調べた、

1000万円超の当せん者にされる

応接室対応や、

 

高額当せん者の心がまえを説いた

『その日から読む本』の進呈も

叶わずだったけど…

 

でもでも、それはそれ、これはこれだし…と

思ってその支払い証明書の当せん額以外の

ところを見ていると、

 

5名ほどのはんこが捺されている事に

気付きました。

 

 

これは、…私に当せん金額を間違いなく

お支払いをするために、

きっと銀行の役員様方が、

複数名でご確認をしてくださった…。

 

 

その並んだはんこを見て、

億じゃなかったと嘆くのは

判を捺してくれたみずほ銀行の行員さんや、

宝くじの神様に失礼極まりないことだ、

 

これは全力でこのありがたさを受け止める事

こそだけが唯一の正解だ、

そういう風に解釈をしました。

 

そして、行員さんに

『お確かめください』と言われて

はっと我に帰り、

 

手の切れるような新札を手にとり、

いち、に、さん、し、としっかりと11枚、

数えてみました。

 

 

『確かに10万円、あります。間違いありません。』

そう行員さんに告げると、

行員さんはにっこりとしたスマイルで、

 

『それではおめでとうございます。

ありがとうございました!

 

と言ってお辞儀をして

送り出してくださいました。

 

私はその当せん金を大事にすぐ仕舞い込み、

みずほ銀行本店をあとにしました。

 

そしてその後は、ランチです。

 

六つ星ホテルと名高い、

マンダリンオリエンタル東京。

 

そこの広東料理のレストラン

「センス」にお伺いしました。

 

お料理や眺めはとても素晴らしかったです。

 

そこではランチだというのに

アルコールも頂いてしまいました。

オリジナルカクテル、マンチーノ サクラ&スミレ

 

 

今度はお気に入りのセラピストさんがいる

リラクゼーションサロンに行きました。

 

そこでマッサージを受けている最中、

 

なんだか凝ってますね~

 

そんなふうにセラピストさんが

言っていたので、私は、

 

「いや、宝くじが当たったんでみずほ銀行に

換金しに行ったんですけど、

当せん金額に思わず緊張しちゃって…」

とか言っていました。

 

そうしてマッサージもしてもらい、

至福のときを過ごし、

主人と合流して銀座で

ディナーを楽しみました。

 

銀座のイタリアンのお店で、

二人でワイングラスを傾けながら、

私はこう言いました。

 

 

「当せん金ね、10万円だったよ。まあ、もしかしたら億かも!?

なんて正直舞い上がってたけど、さすがに億は遠かった~!

 

でもでも、本当に当たったんだよね。

宝くじの神様に感謝しなきゃね!」

 

主人は、こう返答しました。

 

「うん、よかったね。じゃあ宝くじ入れを売ってくれたお店に、

お礼の手紙でも書いたら?」

 

そうだ、

 

あの宝くじ入れを

さずけてくれたお店。

 

確かにそうだ!お礼は大事だから。

 

そして、宝くじが億単位の当選をしたらどうする?

という妄想話をしながら

2人でディナーを楽しみました。

 

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宝くじの当せん金10万円の使い道ですが、

この時のディナーは私が出しました。

 

そして後日、

やっぱり私だけが全部この幸運を

独り占めしてはいけない。

 

この幸運がほんの少しだけでも

お役に立てればと思い、

 

10,000円を日本赤十字社に

寄付をさせていただきました。

 

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