九州国立博物館 pic.twitter.com/R0upu0Cp7y
— neroli (@neroli_peko) January 8, 2024
今回は、福岡の大宰府にある九州国立博物館をご紹介します。
アクセス方法は、車で行った場合は太宰府IC または 筑紫野IC から高雄交差点経由で約20分ほどで、駐車場も319台分あります。
電車の場合は、最寄り駅の西鉄太宰府駅を下車して、徒歩で約10分ほどです。
歴史のある、太宰府天満宮にも直結しており、博物館から徒歩で参拝も可能です。
九州国立博物館では、定期的に様々な展覧会が行われており、いつもチケットを買う際は並んでいて、展示して館内も込み合っていますが、毎回の見ごたえのある展示品ばかりの素晴らしい博物館です。
建物もとても大きく美しく、国内では比較的新しい国立の博物館であると思います。新しいため、最新の研究の施設として、X線CTスキャンがあり、様々な美術品をスキャンして研究が進められているのも興味深いです。
九州国立博物館の見どころは魅力的な展示が開催されるところ!
「花散里蒔絵鏡台」
江戸時代 18世紀
東京国立博物館#九州国立博物館 文化交流展示室 pic.twitter.com/s8S6plBalJ— じろんざ (@SarasvatiSayori) January 4, 2024
九州国立博物館の魅力は、とても魅力的な展覧会が開催される点です。
比較的アジア系の仏像や彫刻等の展覧会が多いと感じますが、これまでにもヨーロッパの絵画や、大英博物館展、一人の画家をテーマにした展覧会などにも行ったことがあり、毎回多岐に渡る魅力的な展覧会となっています。
美術雑誌や、テレビCMで次回の展覧会の情報が入ると、予定を確認して家族と観に行っています。
また、HPでその時期に行っている展示の魅力の紹介動画が見れたり、子ども向けのわかりやすくかわいいパンフレットが置いてあるなど展示が来館者に魅力的に伝わるような工夫も多いです。
子供向けのパンフレットはわかりやすく見どころが書いてあるため、私自身も手に取って、展示を回りながら楽しんでいます。
最新の情報はHPをチェックしてくださいね!HPにはその他にも展覧会の紹介動画などわかりやすく興味がわくコンテンツがたくさんあります。
九州国立博物館の阿修羅展に感動!
九州国立博物館で2009年の阿修羅展のポスターがありました! #九州国立博物館 #福岡 #奈良 #興福寺 #阿修羅 pic.twitter.com/7Qs2blGU7y
— いっさ@誤字っさ☆yonyon (@isamumurakami) July 30, 2022
九州国立博物館で今まで開催された展示の中でも、特に感動したのは、平成21年に開催された「国宝 阿修羅展~興福寺創建1300年記念~」です。
奈良県の興福寺にある阿修羅像が九州国立博物館に来ました。
展示室の真ん中に阿修羅像が展示してあり、その周りをぐるぐる回りながら展示を見ました。
日頃、阿修羅像は興福寺にある国宝館で他の仏像と横並びで展示がしてあるため、興福寺の展示では見れない、阿修羅像の背中側を見ることができて感動しました。
阿修羅像をすっかり気に入ってしまい、今でも奈良に行くと興福寺に阿修羅像を観に行ってしまいます。興福寺で見るのももちろん素晴らしいのですが、日ごろとは違った展示で見ることができる展覧会はまた違った楽しみ方ができて、もっと美術品が好きになります。
仏像は大好きなので様々な仏像を見たことがありますが、その中でも阿修羅像は、少年のようなお顔の像なので他の仏像と違います。中性的な美しさがあり、とても興味を惹かれますし、四肢もすらりをしていて、美しいです。
九州国立博物館の過去の特別展で印象に残った展示たちは
10月9日より九州国立博物館でフェルメール展はじまります!AOで販売しているポストカード集に、チラシにもなっている“真珠の首飾りの少女”も入っています。光の魔術師と呼ばれるフェルメールの作品28点をお楽しみいただけます。/しょ pic.twitter.com/8oBLoh3m
— ART SHOP .g (@ARTSHOPdotg) October 7, 2012
九州国立博物館の過去の特別展は、素晴らしいものが多く印象に残っているものがたくさんあります。アクセスがしやすいこともあり、今までで一番観に行っている回数が多い博物館です。
覚えているもので、先ほど紹介した阿修羅展、唐獅子図屏風を生で見て「日本史の教科書に載ってたやつだ!」と感動した開館記念特別展の「美の国 日本展」。
初めてフェルメールの作品を見ることができた「ベルリン国立美術館展」では、「真珠の首飾りの少女」を観ることができました。
光があたっている表現が、フェルメールならではとの説明があり、長い時間見入ってしまい、絵画の前からなかなか動けませんでした。このように、印象に残る展覧会がたくさんありました。
過去の展覧会にどのようなものがあったかは、公式HPで過去のポスター一覧を見ることもできますし、九州国立博物館から大宰府天満宮へ降りる際のエスカレーター横にも過去の展覧会のポスター展示がありますので、行ってみた際にはぜひ見てみてください。
私自身も、博物館に来館した際には、太宰府天満宮にも行っており、このエスカレーター横のポスターを見て、過去の展覧会を思い出しています。
まとめ
九州国立博物館は、国内でも比較的新しい博物館であり、設備も整っていて、とても綺麗で魅力的な施設です。
過去の展示を思い出すと、今までに観たものをまたもう一度観てみたい、また今まで観たことのない作品にも出会いたいと、私自身の博物館熱を上げてくれた展示がたくさんあり、印象に残っているものばかりです。
展覧会に行くと、図録を買って自宅の本棚に並べます、作品に出会いたくなると、図録を開いて観たり、美術好きな友人に見せていろいろな話をするのも楽しいです。
本物の美術品を見て、感動する体験は私自身の心の栄養でもあります。忙しい日々からちょっと抜け出して、綺麗で魅力的な美術品を見に、ぜひ九州国立博物館へ足を運んでみてください。