子供がジュースの味を覚えてしまった!
何かの機会に飲んだジュースを気に入り、
ジュース!ジュース!と激しく要求する時期が私の子供にもありました。
ダメと言っているのに冷蔵庫の前に立って、
泣いたり怒ったり精一杯のアピールをしてきて、
困り果ててしまうママの気持ち、よく分かります。
ジュースの飲みすぎは下痢などの体調不良や肥満、
むし歯になる確率が高くなります。
中でも、肥満は糖尿病などの生活習慣病にかかるリスクを高めます。
できれば麦茶や水を飲んでもらいたいものです!
飲み物と糖分
子供がジュースに夢中になる理由は甘味にあります。
例えば子供が最初に知るジュースとして
一般的な幼児向けりんごジュースは
100ml入り紙パックでスティックシュガー4本分、
カルピスウォーターは 500mlでスティックシュガー18.5本分、
イオン飲料やスポーツドリンクなどは、
500mlでスティックシュガー11本分もの糖分が入っています。
ジュース以外の飲み物を提案しよう
牛乳はカルシウムの補給源として最適な飲み物です。
幼児であれば1日100mlを目安に飲むのが推奨されています。
100mlの牛乳にはスティックシュガー1.7本分の糖分しか含まれていません。
一方、乳酸菌飲料は糖分が非常に高いです。
小さな乳酸菌飲料1本(65ml)で、
スティックシュガー2.5本分もの糖分を含んでいます。
乳酸菌が体に良いと思って何本も飲ませてしまうと、
ジュースを与えているのと同じことになります。
ネスレ社のミロは飲みやすく、
大人から子供まで美味しいと昔から評価の高い飲み物で、
ココア味の粉末麦芽を牛乳と混ぜて作ります。
ごくわずかのカフェインが含まれますが、
離乳が完了する1歳半前後から飲めるとのことです。
カルシウムの他にも鉄などのミネラルも含まれており、
カルシウムの吸収をサポートするビタミンDや、
ビタミンB群やビタミンCなどのビタミン類、
ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。
なお、ミロ1杯分(本品15g+牛乳150ml)あたりの
糖分は17.2g(スティックシュガー約6本分)とのことです。
代替案で納得してもらうか、家には何もないと言いましょう
ジュースの飲みすぎは体調不良や肥満、
糖尿病に繋がります。基本的に家では子供に、水やお茶、麦茶を飲ませましょう。
もしジュースを欲しがるとしたら、アレルギーがない限り、
牛乳やミロなど、他の栄養やミネラルも摂取できる
飲み物をかわりに提案しましょう。
最終的に冷蔵庫を見せて
「本当にお家には何もないんだよ!」
と強く説き伏せ諦めさせることも大切です。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました!