今回のお悩みは、6歳の女の子のお母さん。
片づけないと捨てると警告するも全然片づけようとしないことに業を煮やし、
子供のおもちゃを目の前でゴミ袋に入れてしまった。娘は大号泣。
これってアリなんだろうかと悩んでいるそうです。
日々、子供におもちゃなどを片付けるよう言ってもなかなかスムーズに片付けることをしない。
このことに悩んでいるお母さん方も多いと思います。
これから、子供に片付けをするようにどう伝えるべきか。
親としての心の持ち方を考えていきます。
・子供に伝えるときは「どうして片付けたほうがいいのか、いつまでに片付けた方がいいのか」具体的なことをしっかり伝える
「はやく、片付けなさい」
この言葉自体はよく親も言ってるし、よく子供も聞いていると思います。
しかし、供からするとよく聞く言葉なだけであって、具体的にいつ片付けるのか、
なぜ片付けないといけないのかが分かりません。そのためすぐに片付けようとしない。
子供のために、なぜ片付けなければいけないのかしっかり子供に話をしてください。
例えば「寝る時間が○時だから、寝る準備をするために時計の針が○になったら片付けなさい。」
なぜ寝る時間を○時にしているかということも付け加えて説明すると一層分かりやすいと思います。
明日が学校だからや明日のイベントがあるからなど。
しっかり理由を伝えてあげてください。
そうすると、子供は片けなければいけないのか理解するでしょう。
しかし、これだけでは片付けにすぐつながらないと
思っているお母さん方も多くいらっしゃると思います。
・まずは信じて待ちましょう、捨てるのも待ってください
次のことを心掛けてください。
約束をしたら、まずは子供信じて待つことをしてみましょう。
約束ができたら、その時間になるまでは黙って見守ってください。
ここが難しいところだと思いますが、頑張って何も言わずに見守ってください。
そして、約束の時間までに片付けができなければ、ごみ袋に入れずにまずは子供と話をしてください。
ここで伝えてほしいことは
「約束を守ってくれなくて悲しかったこと。お母さんは○○ちゃんを信じていたこと。」です。
ここで怒ってしまうと、お母さんが怒るから片付けると無意識に子供は覚えてしまいます。
このように覚えてしまうと、翌日の片付けもお母さんが怒らないとしなくなります。
とても根気のいることですが、言葉をしっかり伝えて、子供を信じてください。
片付けないと捨てるというよりも子供に、なんのためにいつまでに片付けるかをしっかり伝えて
行動にうつすかを待つという方が、次の片付けができるかどうかにつながると思います。
小さいころは言っても理解できなかったでしょうから今、
コミュニケーションができる年齢のお子さんを持つお母さん方は、
子供と話して約束をすることに喜びをもって接してほしいです。
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!